悟り

法事で寺に行った。
寺に置いてあった冊子をパラパラ捲ったところ
目に留まった教えがあったので書き写してきた。


迷故三界城 

悟故十方空 

本来東西無 

何処有南北 

 

様々なものに固執して迷っているからやすらぎの世界に
住むことができないのだ。
悟りを得れば十方の全てがこだわりからとき離れた空の世界である。
世界にはもともと東も西も無い。(自分を縛る約束事はない)
それならばどうして何処に南や北があろうか(南北さえもが人間が仮に表現したものである) という意味らしい。